【独想文庫】Reading Thinking Ringing's…

読んだ本の感想と日々思った事をつらつらと…

横目線Xが追いかけてくる

※つまらないので読まないで下さい。

 

人とのすれ違いざまに目が合う事がある。

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目が合っているのか、合っていないのか微妙なところだがその目線はすれ違いきるまでずっと追いかけてくる。そんな気がしている。

 

たった数秒。知り合いというわけでもないのに路上で通り過ぎるその瞬間だけ。

目が追いかけてくる。

 

僕は何かしただろうか? すこしばかりイライラしてしまう時もある。

何故こっちを見ているのだ?

お前は何を考えているんだ?

 

知り合いだろうかとかも考えてしまう事もある。

しかし、現在住んでいるところに転職と一緒に移住してから今月末でちょうど一年は経つのだが、知り合いは仕事場の人しかいない。

まあ、転職して3か月で辞めているからそこのスタッフの可能性もあり得るがそもそもそこのスタッフは少なかったから全員顔は覚えていて間違えようがない。

 

もしかしたら、標的を探している怪しい人なのではないだろうか…?

通り過ぎた瞬間に背後からナイフを突き立ててくるかもしれない。

運が悪かったと片付けられてしまうのだろうか…?

もしも、誰も通らないようなところで刺されたとしたら、当日誰にも見つからず数日後に事件が発覚するかもしれない。

標的にされてしまった自分は一体どんな気持ちになるだろうか…?

いや、気持ちすら抱けない状態にいるのだろう。

「何故自分が?」とすら感じられない状態だろう。

そんな死に方はいやだなぁ……

もしかしたら死に切れずに痛みに悶えているかもしれない。

でも血まみれで誰かに助けを求めようとするのはなんだか想像すると恥ずかしいな…

誰か助けてくれるのだろうか?

誰にも気づかれずやはり体中が脱力していって死んでしまうのだろうか…?

 

もしくは僕から「何見てんだよ!」って殴り掛かればいいのだろうか?

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勿論そんな事をしていいわけではない。もちろんする気などない。

捕まってしまう。

人を傷つけてはいけません。私が傷つかない為に。

 

本当にその一瞬。その数秒しかない。

何の縁なのか。

なんでもかんでも縁と呼ぶのも馬鹿馬鹿しいね。

でもなんだかその瞬間で何か新しい出会いがあったら良いなーとかは思ったりしている。期待してしまっている。

 

きっと、多分本当に用事があったら話しかけてくる。

多分本気の一目惚れだったらもっと目がキラキラしている。 

もしかしたら相手も私と同じような事を考えているかもしれない。

 

視線を向けられていると思って実際のところ、私もその人を見つめてしまっているのだから。

ただの勘違いで自分が見たタイミングに見られたのかもしれないと、相手からじゃなくて、私から見つめていたのかもしれない。

 

そう考えるとなんだかちまちま気にしているのが馬鹿らしいというか少し自分の機微さにおかしくなってきた。

 

結局、その人と同じことをしているじゃないか。

 

見られている、と思って見返しているとは、同じことなんだな。

 

人に馬鹿にされたからって馬鹿にし返してたら同じことなんだな。

そりゃ疲れるよ。

 

見られていることぐらい受け入れよう。

そこからどんな工夫をしようか考えよう。

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例えばこんな曲の似合う視線を受けたいものですなーとおもいながら。

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